2023-10-16 08:42:00

慢性疲労症状を主訴に来院した人

新型コロナ後遺症“血液中物質に特定の変化”米研究チーム発表

疲労倦怠感を主訴に来院した男性の患者さんがいる。

男性更年期を心配されており、血液検査をしたところ、

遊離テストステロンが0.2pg/mLと明らかに低値であった。

しかし同時にコルチゾールも0.9μgと低値であった。

ACTHとTSHは基準範囲にあり、LHは0.3MIUとやや低値であった。 この方は本年4月に新型コロナに罹患され、その後体調不良が続いていた。

突然の発汗、やっと仕事に行くが、帰宅後はずっと横になっている状態だった。 幸い、コートリルとテストステロン補充で回復して、もとに戻った状態になった。

コロナ後遺症と断定はできないが、罹患後症状ではある。