「脳の炎症が記憶をなくす?」アルツハイマー病の新しい見方とは
🧠「脳の炎症が記憶をなくす?」アルツハイマー病の新しい見方とは
こんにちは!今日は「アルツハイマー病」について、ちょっと変わった視点からお話しします。
みなさんは「アルツハイマー病」って聞いたことありますか?
これは、年を取るにつれて記憶がなくなったり、考える力が弱くなったりする病気のひとつです。
でも最近、研究が進んで、「この病気、ただの”脳の老化”だけじゃない!」ってことがわかってきました。
🚧 脳のバリアが壊れるとどうなる?
私たちの脳には、「血液脳関門(けつえきのうかんもん)」っていうバリアがあります。
このバリアは、血液の中の“いらない物”が脳に入ってこないように守ってくれてるんです。
でも、高血圧や糖尿病、年を取ることなどが原因で、このバリアが少しずつ壊れてしまうことがあります。
するとどうなるか?
👉 血液の中のタンパク質や、炎症を起こす物質が脳に入ってきて、脳が炎症を起こしちゃうんです。
🔥 炎症が脳に悪さをする
脳の中には「ミクログリア」っていうお掃除屋さんがいます。
ふだんはいい働きをしてくれるんだけど、炎症が続くと、この細胞が“怒って”しまって、逆に神経細胞を壊すようになっちゃうんです。
この状態が長く続くと、記憶をつかさどる脳の部分(例えば「海馬」ってところ)がダメージを受けていきます。
🧬 遺伝子や生活習慣も関係してる!
「うちはおじいちゃんもアルツハイマーだったから、私も心配…」
そんな声もよく聞きます。
実は、APOE4っていう遺伝子を持っている人は、アルツハイマーになりやすいってことがわかっています。
でも、遺伝だけじゃありません!
✅ 食べすぎ
✅ 運動不足
✅ 睡眠不足
✅ ストレス
こんな生活習慣も、脳のバリアや炎症に悪影響を与えるんです。
💡 じゃあ、どうすればいいの?
すごく難しい病気に見えるけど、予防できることもたくさんあります!
💪 血圧や血糖値をコントロールする
🍽️ 糖質をとりすぎず、野菜や良い脂をとる
🚶♂️ 毎日ちょっとでも運動する
🛌 睡眠をしっかりとる
🧠 頭を使う趣味をもつ(パズルや読書など)
こういったことが、脳を守るカギになります!
✨ まとめ
アルツハイマー病は、「アミロイドβ」という物質だけが原因ではありません。
脳と血管と免疫がバランスを崩すことで起こるという、新しい考え方が出てきています。
将来、もっと良い治療法が出てくるかもしれないけど、
いま私たちができるのは「脳を炎症から守ること」なんです。
今日からできること、1つやってみませんか?