患者さん自身が主体
ご本人の意思、経験、得意な対処方法を尊重し、納得できる方法を一緒に考えます。
症状を無理に抑え込むのではなく、心と身体の反応への対処方法を身につける。
当院では、医学的な診察を基本に、自律訓練法、自己催眠、呼吸法などの考え方を、患者さんの状態や希望に応じてセルフケアの支援に取り入れています。
「催眠」と聞くと、意識を失ったり、他人に操られたりするイメージがあるかもしれません。しかし、医療における臨床催眠は、そのようなものではありません。
言葉による働きかけ、注意の集中、イメージなどを利用し、ご本人が心身の感覚と向き合う心理的な方法です。患者さんの意思を尊重し、無理に暗示を受け入れさせるものではありません。
医師が患者さんを「操る」のではなく、患者さん自身が不安や緊張、身体感覚に対処する方法を学ぶことを大切にします。
ご本人の意思、経験、得意な対処方法を尊重し、納得できる方法を一緒に考えます。
身体の重さや温かさなどに静かに注意を向け、緊張との付き合い方を練習します。無理にリラックスする必要はありません。
落ち着ける情景や心地よい感覚を思い浮かべるなど、日常でも実践できる方法を検討します。
自然で穏やかな呼吸を意識します。過度な深呼吸や息こらえは勧めず、呼吸への意識が苦痛になる場合は別の方法を選びます。
動悸、息苦しさ、めまい、睡眠障害などは、必要に応じて身体疾患との区別を行ったうえで対応します。
パニック症などでは、認知行動療法や適切な薬物療法を重視し、催眠的なリラクゼーションは補助的な方法として検討します。
診察室だけでなく、普段の生活の中で短時間でも練習できる方法を大切にします。
合わない方法を無理に行いません。不快感や症状の悪化があれば方法を見直します。
症状と生活への影響を確認
必要な医学的評価を行い、困っていることを整理します。
目標と方法を相談
治療の目的、期待できることと限界を共有します。
自分に合う方法を試す
自律訓練法、呼吸、イメージ法などから無理のない方法を検討します。
生活の中で応用する
必要に応じてセルフケアを継続し、負担や変化を確認します。
上記は診療の考え方を示したものであり、全員に同一の手順や回数で行うことを意味しません。
臨床催眠がすべての病気に有効というわけではありません。特にパニック症などの治療では、科学的根拠のある治療を基本とし、必要に応じて補助的に取り入れます。
当院では、患者さんの希望を尊重し、必要に応じて他の治療方法も検討します。
臨床催眠・自己催眠を取り入れた支援は、患者さんの病状や診療上の必要性に応じて検討します。独立した催眠療法の実施や、特定の回数での治療をお約束するものではありません。
ご相談を希望される場合は、事前にクリニックへ診療内容と予約方法をご確認ください。費用や保険診療での取扱いについても、実際の診療内容に応じてご案内します。