長期的なCOVID-19の健康影響について知っておくべきこと

 

COVID-19に感染した場合、数年後に新たな健康被害が現れる可能性があります。これを「ロングCOVID」または「ポストCOVID症候群」と呼びます。以下の症状が長期間にわたって続くことがありますので、注意が必要です。

 

極度の疲労

呼吸困難

集中力や記憶力の低下(ブレインフォグ)

心臓の動悸やめまい

関節や筋肉の痛み

精神的な健康問題(不安や抑うつなど)

 

ロングCOVIDは心臓、腎臓、皮膚、脳などに影響を与えることがあり、新しい慢性疾患(糖尿病、心血管疾患、神経障害など)の発症リスクが高まることがあります。また、COVID-19に何度も感染するほど、ロングCOVIDのリスクが高まることが報告されています。さらに、無症候性感染でもロングCOVIDが生じることがありますので、軽視せずに注意が必要です。

 

特に重症のCOVID-19にかかり集中治療を受けた方は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やPICS(集中治療後症候群)などの長期的な合併症のリスクが高いです。

 

自分と周囲の健康を守るために

症状がある場合は、医師に相談してください。

公共の場では、必要に応じてマスクを着用し、感染予防に努めましょう。

ワクチン接種を考慮し、定期的なブースター接種を受けてください。

 

これらの症状や合併症は個人によって異なり、持続期間や重症度もさまざまです。研究が進行中で、効果的な治療法や管理方法の開発が続けられています。

 

詳細な情報は以下のリンク先でご確認ください:

[Johns Hopkins Medicine - Long COVID: Long-Term Effects of COVID-19](https://www.hopkinsmedicine.org/health/conditions-and-diseases/coronavirus/long-covid-long-term-effects-of-covid19)